書いているヒトについて。
”オフィスに出社したくない。”
このシンプルな願いは、常に世の中で異端者とされてきた。
オフィスに出社して、やることといえばPCに向き合う。
それならオフィスの意味とは?
そんな疑問を抱いたことがあるヒトは少なくないはずだ。
私と一緒だ。友達になろう。心の中だけで。
世の中には、「ぜったいにぜったいに仕事は会社でやる真理教」のヒトが少なくない。
彼らの聖書にはきっとこう記されている。
「オフィスでのコミュニケーションで仕事が円滑になる」
「チームメンバーと顔を合わせて協力することで成果が出せる」
「仕事と生活環境は分けるべきだ。メリハリがなくなる」
もちろん私とて、生まれてこの方オフィスに出社したことがないわけではない。
クソほど出社をした経験があるからこそ無駄だと思うわけだ。
はっきり言ってオフィスでのコミュニケーションで仕事が円滑になる、という言説には
懐疑的だ。その分余計な人間関係の調整が増える。チャットでOK。
チームメンバーの顔など別に見なくてもいい。家でアニメキャラでも眺めながら仕事をするか、自然公園のライブ映像か宇宙の動画でも見ながら仕事をしたほうがずっといい。
仕事と生活環境を分けないとメリハリが付けられないような半端者は、どうせ職場でもプライベートと分けきれてないか、そうでなければどっちかがすでに終わってる。
まぁ恨みごとを書き連ねればキリがないわけだが、事実私は10年ほど在宅ワークをしている。
ジャンルは、Webライティングがメイン。データ入力だのテープ起こしだのを少々。
小規模ながらここ以外にウェブサイトの運営もしている。
勘違いしてほしくない点が2つある。
まず私は「外出するのがキライな引きこもり」ではない。これは大変重大な間違いだ。
私はむしろ面白いスポットに出かけるのが好きだし、打ち合わせだの会議だので外出すること自体はまぁ、面倒だがそこまで不快ではない。
許しがたいのは、「別に会社に行く必要のない日にまで必ず一定時間出社しなければならない」ことだ。
そしてもう1点は、「仕事がしたくない」わけではない。これも大変重要だ。
私はむしろ仕事が好きだし、金を稼ぐ手段を考えるのも楽しいと感じている。
許しがたいのは、「とにかく会社に来い。家のほうが進捗が出るとかいう問題じゃない、来い。」という圧力だ。
さて、そんな「自宅で仕事とかお遊びでしょ教会」の、「オフィスに出社している僕らが世界のビジネスを動かしてるんだ!!」とかいう馬鹿げた妄想に、滅びの鐘が鳴り響いた。
それがコロナ禍だ。
自粛要請行動制限出社制限、この12文字の呪文詠唱によって、なにがなんでもオフィスへ出社させたいモンスターどもを、国が公に潰しにかかったわけだ。
すばらしい。このときほど行政と意見が合ったことはない。
たぶんこれからもない。
何を書くのか。
そのようなわけで、このブログを書いているのはそんな考えの人物であるわけだが、このブログで何を書くかといえば、在宅ワークで役立つこと、在宅ワークで役立つアイテム、在宅ワークをスムーズに進めるための色々な知識、ちょっとした小技などを書いていこうと思っている。
私の理念に納得できなくても、在宅ワークで使うツールや小技なら学びもあるだろう。
著者が好きでもキライでも内容が良いならなんでもいい。そうだろう?
作っている人間がブ男でも出来上がった料理が美味ければいいみたいな、そういうことだ。
最後に。世の中に、もっと在宅ワーク(…リモートワーク?テレワーク?なんでもいいんだよ。)が広がっていくことを期待している。
※このサイトの「ハードコア」は、twitter社を買収したイーロン・マスク氏の「ハードコアに働く」というセリフから来ている。が、私は別にイーロン・マスク信者ではない。
※イーロン・マスクが残った社員のリモートワークを辞めさせて出社させようとしている?リモートで大した進捗出せてなくて大赤字なんだったら当たり前だろ。ちゃんと成果出してこその在宅ワークだよ。
※リモートワーク終わってる?そりゃ残念だったね。でもコロナ禍はあともうちょっとだけ続くんじゃ。
在宅ワーク始めたばかりの頃はこんな環境でも仕事してたんだぜ…ウソみたいだろ…仕事してんだぜ…これで…